去年あたりから聞く「ルッキズム」という言葉について考えてみたいと思います。
ルッキズムの前提
以下、私の尊敬する勝間和代さんの見解を基に、ルッキズムがなぜ話題になっているか、考えていきたいと思います。
私たち人間は物事を判断する際、本能や感情に基づいて見た目を重視し、美しいものを健康や善良さの証と勘違いする傾向があります。
例えば、背の高さはリーダーシップへの先入観にも影響を与え、日本では低身長の女性がリーダーと見なされにくい状況があります。これは幼少期からの刷り込みや、健康・若さ・生物学的強さへの本能的な安心が関係しています。特に、若年であればあるほど、顕著ですよね〜😅
私は小学校時代〜現在までいわゆるリーダーをやる機会が多かったのですが、身長が低く舐められることがあったように思います笑
今思えば・・・。
また勝間さんは、「男性が生殖可能な女性に興味を示すのも生存本能に基づく行動であり、この本能を完全に消すことは困難。しかし、人間は本能だけで行動する動物ではないため、この現実を理解した上で、ルッキズムに支配されず、より良い社会生活を構築する方法を模索する必要がある。」とまとめています。
ルッキズムを受け入れ、向き合うための大きな軸、以下の2つをあげていました。
対処①ルッキズムで損をしない
みなさん、メラビアンの法則を知っていますか?コミュニケーションにおいて、どれだけ見た目が大切なのかを表す法則です。
人間は本能的に美しいものを好む性質があるため、仕事や人間関係を円滑にするには、相手からの好感度を得ることが重要です。
そのためには外見に一定の配慮が必要であり、清潔感や健康的な印象を心がけることが効果的です。特に清潔さや体型、健康的な見た目は、他者に安心感を与えるために重要な要素です。
ここでのポイントは「体型」。なぜルッキズムで、肥満が忌み嫌われるかという答えが「健康を害する危険」というのが納得です😄
ただし、外見に投資しすぎると中身がおろそかになり、逆に中身ばかり重視すると最初の印象で損をする可能性があります。外見と内面のバランスを取りながら努力することが求められます。
結局、美しさを好む本能は変えられないため、その特性に適応しつつ、自分の目標や価値観に基づいて外見と内面を高めていく努力が推奨されます。
・清潔感+健康的な見た目が大切
・柔らかい表情
この2つが、努力できることかと思います。後者の「柔らかい表情」は場面にもよりますが、基本的に無愛想より笑顔でいる人の方が、プラスの印象を与えているのは明白かなと思います😁
対処①必要以上にルッキズムで判断しない
外見やパッケージは参考情報であり、本質ではないかもと思うことが大切です。
特に人と接する際には、印象として外見から入ったとしても、中身やその人間性を重視するべきだと思います。ただし、乱れた外見やデザインは中身への配慮の欠如を示す可能性があるため注意が必要です。過度にプラスやマイナスの外見に影響されない判断力が大切!
製品デザインや人の外見も、中身の使いやすさや性格に影響を与える場合がありますが、美しさを重視しすぎると実用性が損なわれることもあります。
・モノを選ぶときは機能が第一
あとは見た目や価格のバランス
・ヒトは、短い付き合いであるほど第一印
象が大切だが見誤ることもある➡︎慎重に
👆これが私の結論😁
まとめ
・「ルッキズムは本能的」が前提
・ルッキズムで損しない
・ルッキズムに振り回されない判断が重要
こんなところが、私の教訓です。
前職で都心部で働いている時に、いわゆるネズミ講と言われている集団が深夜に情報共有していることがありました。その時、美男美女的な容姿かつ清潔感ある服装だったのを覚えています。
やはり、セミナーなどで教えられているのでしょうかね?あと勧誘とか・・・。その反面、目つきや表情にやや病的な印象を同時に持ちました😱
年齢を経るにつれ、他人の見た目と性格のGAPは見解上、徐々に少なくなったと思います。つまり見た目と中身の判断比率の精度が上がってきたように感じます。
それでも、誤りは多々あることを理解し、今回はこの辺で!