今回は前回の『転職についての誤解3選』の続きのような感じで『良かったこと」にフォーカスして書きます。
時間の余裕
まずはなんと言っても、コレ😃
特に私の場合は、「外食業」から「学校関係」になるので、落差がスゴいです。
まあもともと、就職の時も転職の時も、労働時間や余暇時間のバランスに関しては、そこまで重視してなかった(やりがいが一番と考えるタイプなので)のですが、いざ転職してみると…
良かったんです!
今までできなかったこと、たとえば明日のことを考えずにゆっくり本を読む、海外旅行に行く、スケジュールに縛られず勉強会などに出る、規則正しく朝型生活を送る、、、全て叶いました笑
何より、内省の時間が取れるのも大きいです。
コロナ禍の2020年4月に始まったステイホームの風潮の中、私は自己分析をし直し、結果1年後の転職につなげました。
そこから3年。時間の恩恵を受けたことをまとめてみました。
・海外旅行3回(台湾・ベトナム・マレーシア)
・セミナーや勉強会(樺沢紫苑さん、サラタメ、 原田隆史さん、熊平美香さんなど)10回程度参加
・お笑いライブ 10回程度参加
・スポーツ生観戦 サッカー、バスケ、野球など多数
・サウナ、バスケ 3年間ほぼ週1
・筋トレ 1年半ほぼ週1
・読書 年平均60冊程度 などなど
写真はクアラルンプール(2024年2月)
あとは、副業(土日)や資格取得(キャリコン技能士2級・メンタルヘルスマネジメント検定)なんかも、時間に余裕があってこそですね😃
これらの活動は前職に勤めたままでは、成し得なかったと思います。
まあ、前職の時間に余裕がなかった経験があったからこそ、ここまでできたのかもしれません。
だって、暇で何もしてないと罪悪感を感じるような体質になってしまったので😆
心の余裕
この心の余裕は、「時間の余裕」に比例していますね。時間に追われる日々(※あくまで個人の意見ですw)から解放されることで、じっくりと色々考えられるようになったと思います。
転職直後は、よく瞑想をしていました。
瞑想をすることで、心が穏やかになり、余裕を持つことができました。
色々と、イライラすること、カリカリすることもこの3年間はほとんどありません。
人間関係で悩むこともありません。
なぜなら、それを転職の条件にしたからです。
「人間関係」で揉めるシチュエーションが想像できたり、イライラしない場所、自分自身でコントロール可能なことが多そうなところを選んで、
現在の学校という「職場」を選びました😃
転職直後こそ、慣れない環境や仕事内容、新しい距離感の人間関係など、戸惑うこともありましたが、まあ数ヶ月でなんとか適応できたかなと思います。
もしかしたら、この適応に個人差や環境差はあるかもです。
なので、転職の際には自分自身の譲れない軸を待遇や給与以外で考えることを強く勧めます!
私の場合は、
「人間関係が基本健全で、自分らしさを出せるかは自分でコントロールできること」
でした。
転職を考えるそのプロセス
最後に挙げたいのがコレ。
転職をして良かったのはその「プロセス」を味わえたことです。
プロセスとは、、、
・自己分析
・世間の会社を知ること
・自己表現
の3つです。
「自己分析」:冒頭でもあった通り、2020年のコロナステイホーム期間に時間の余裕があり、自己分析の時間を多く取り、取り組みました。私が主に参考にしたのは、人生曲線(ライフラインチャート)ですね。
高3までを抜粋
人生曲線はここまでの人生の時系列にし、充実感(モチベーション)が上がったところ、下がったところを曲線にしていくもの。
私の上がったところは、おもに「自分が人や集団の役にたったこと、貢献できたこと」でした。逆に下がったところは、「否定されること・批判されること」や「人とわかりあえなかったこと」でした。
▶そこから、「人のためになったことを実感できる」仕事、そして「批判や否定語が少ない」環境に身を置きたいと思うようになりました。
「世間の会社を知ること」:やはり1つの会社に所属していると、なかなか他社を知る機会がないと思います。そういった意味ではこの転職活動で、世間のことや他社のことを調べようと思ったことは大きいです。
「自己表現」:自分を再認識することができても、言葉として表現できないと伝わりません。伝わらないと、せっかくの転職先も叶いません。
私がやったのは、強みの組み合わせと言語化です。
誰しも「強み」は、複数あると思います。「強みが転職先で、どう活かせるか」その視点で、3つ程度に絞ることを行いました。〇〇力や〇〇性などです。それらをつなげて話せるようになると、脳の中で強化されてより一層転職へのモチベーションが湧いてきます。この作業はなかなか一人ではできないので、お近くのキャリアコンサルタントを頼ってください😁
まとめ
転職してよかったこと3選、ここまで見ていただきありがとうございました。
・時間の余裕
・心の余裕
・転職を考えるそのプロセス
いまの自分にとっては、この3つが良かったことですが、
時間が経つと、無意識の部分が価値になっているかもしれません。
何が言いたいかというと、あくまで価値や意味をつけるのは“自分”だということです。
転職をする際は、やはり他者と関わらずを得ません。
本当に自分のことを考えてくれる人もいれば、単純に会社の社員を減らしたくないだけの人もいます。
そういう周囲の声を無視するわけではなく、一旦飲み込んで「じゃあ、自分どうする?」
と問いかけることが重要です。
私は転職し、3年経ちましたが後悔は微塵もありません。
前の会社は変わらず大好きですが、私の人生の軸「自分の可能性最大発揮」で考えると、
今はそれに向けてより前進、成長しているよう実感できています。
これを読んでいる中年の方、まだまだ自分の可能性はあります!
それを発揮できる環境も世の中、たくさんあります。
決して遅いと考えず、探ってみてください。
もしかしたら現職の中にもあるかもしれません。
転職先にあるかもしれません。
それを考えるプロセスが人生を豊かにしてくのではないでしょうか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
※転職のときに大いに役立った本2冊を下記リンクを貼り付けます。