『バスケとキャリア』について話してきました

とある縁で、バスケ🏀とキャリアについて
高校生バスケ部女子9名に話して来ました。

???

バスケとキャリア??まあ私、中・高バスケ部でしたが、大学ではサークルを3ヶ月で辞め、社会人になってからは20年間で数回しかボールに触っていません😅
3年前の転職を機に、勤務先近くの体育館で「大人のバスケ教室」なるものに週一ペースで参加してはいますが、、、。こんな男が「バスケとキャリア」というテーマで話せるのかどうか…。

私がバスケ経験者というのと、高校バスケが一番面白い!って思っていることを知った同僚が、オファーしてくれたので快く(?)引き受けた、という流れでした🌝

先方のオファーとして、
「将来を安易に考えて受け身的に進路を決めている部員が多い。なんとか、広い視野で今の自分を未来に向けて、将来を考えさせたい。今やっているバスケが将来どうつながるのか、外部の人の話を聞かせたい!」

…というガチめなものでした!
色々考えた末、3つ言いたいことを絞って話したので紹介します。

目次

守・破・離

「守・破・離」とは、茶道や武道の修行のプロセスを3段階で表したものです。
守:「基本や型を身につける段階」
破:「既存の型を破り発展させる段階」
離:「基本や応用から離れ、独創的かつ個性を発揮する段階」

某企業HPより

バスケに限らず、何でも言えることですが、とりあえず1つ目として挙げました。
経験談でいうと、中1でバスケ部に入部したとき、ひたすらハンドリングとドリブルワークとよばれるその場でのドリブル練習、そして2人組でのパス練習ばかりでした。
3ヶ月が過ぎ、夏休みに入るとレイアップシュートも練習に入るのですが、その前に炎天下の中での走り込み…。当時は水飲む時間も少なかったので、いつも休憩前はフラフラでした。
体力がなかった私は徐々にサボりがちになりました😅
それでも12月まで続けた私は、初めての公式戦である1年生大会に控えとして出て、2試合でシュートを4本決めることができました~。

そこから何とか2年生になってレギュラーになって、高校3年まで続けることができたのです。
ここで覚えているのは、私は公式戦でキャッチミスやイージーシュート外しをしなかったことです。また体力も、メンバーの中では一番あったのではないかと思います。あのひたすら基礎をやり込んだ中1時代がその後のバスケ人生を支えてくれたと思っています。

仕事も同じで、何でも最初に教わる基本的なことをマスターしていないと、応用が入って来ず、どんどんズレたものになってしまう。。。

そんな話をしました

全 体 感

これはゲーム全体を考える、メンバー全員を考える、時間軸の流れを考えるということです。

これは下級生や控えの時に、どれだけ自分事として「全体」をとらえることができるかということを言いたかったです。

自分の経験では、中学のときも高校のときも、
下級生でベンチで試合をみること、自分のポジションの先輩視点で動きを考えること、それが試合に出る時に活きました。

仕事もそうですよね~。部下時代に、上司の仕事をしっかり見て「自分だったら…」を考えることが大事。

「時間軸」の全体感は無理やり感ありますが、
やはり40分(当時前後半で)という時間の中、そして3年生の引退までに、どれだけパフォーマンスをあげられるか。

しめ切りや期限の中で、どう良いパフォーマンスができるか、十年単位でどうキャリアを考えていくか

・・・みたいなことを話しました🌝

積 極 性

最後は「積極性」。私はバスケでこれを鍛えられたかもしれません。「守破離」のところでも話しましたが、私はバスケ始めたての中1の時、
体力も根性もなく、加えて運動神経もありませんでした。しかし、たまたまレイアップシュートが入りだした時に、超上手い先輩に「上手くなったねえ。センスあるよ。」と言われたんです!
いまだにその時のことを思い出すと、嬉しい気持ちが湧き上がります😭

その後の初めて出た大会で、シュート4本打てたのも、先輩の言葉のおかげなんです。基礎力もありましたが、シュートをその場の状況で打つかどうかはその先輩に言われた言葉を、ずっと信じていたからでした😀

かけ
るべきか、迷うことがあります。そんな時に積極性があることで、道は開けてくると思います。ちょっとした判断で、思い切って「やる」決断をすることで、ものごとは好転する!

…って今でも私は思っていますし、あの時あの大会でシュートを打てたことで、高校に入ってからも試合でシュートを打つことに積極的になれたと思うし、私生活でもちょっとは強気になれたかなと思います。

まとめ

みなさん、お気づきでしょうか?
「バスケとキャリア」というテーマでしたが、
バスケ経験じゃなくても、成立する原理原則的な話,,,なんですよ笑

ただ現在バスケ部である彼女たちには、身近な話とリンクさせて、想像できたんじゃないかなあ~🤔って思っています。

部活に熱中している”今“が楽しいと、先のことを考えるのが、とても億劫で不安になる年頃。それを阻害しないよう、話すことを心がけました。

バスケに熱中していた中高の6年間を思うと、何より「上手くなるために努力する」というシンプルなことが人生の収穫かなあ。努力することの一番最初の経験😀

結局、努力する経験の総和で自信がつくられ、その自信がチャレンジを生み、人生の充実につながる…
歳とってからでも努力はできますが、早いうちに経験することに越したことはないですね!

そのバスケ部女子9名と話した会は、その後の雑談でとても盛り上がり、仲良くなりました~。やっぱ雑談も大切ですね~

ここまで読んでくださり、ありがとうございました😄

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