キャリコンと考えるシリーズの第・・・何弾?
計画・継続ときたので、今回は振り返りについてです。
振り返りには大きく分けて、2種類あると思います(個人の見解😅)
・リフレクション的ふり返り
・KPT的ふり返り
どちらが効果的かは、場面にもよると思います。
個人でやるならリフレクション的なものがオススメで、
グループや複数人でやるならKPTがオススメです!
リフレクション的ふり返り
リフレクションとは?
自分自身の行動や出来事を客観的、多面的にふり返ること
そして、そのことで新たな気づきを得て成長していくこと
まあいくつかの文献を読むと、こんな風に出てきます。
リフレクションという概念の歴史は古く、紀元前古代ローマ時代のソクラテスや
マルクス・アウレリウスなどが内省や自省について語っていたそうです。
まあ歴史はさておき、リフレクションの方法はというと
「問いかけ」をすることによって、
過去の行動や出来事について意味や価値の再構築を行うことです
例えば、行動や出来事に対し
①何を感じましたか?
②その理由は何ですか?
③あらためて、気づきは何ですか?
④それらを受けて、どうしていきたいですか?
と何段階かに分けて問うことで、自分の真相心理に迫ります。
そのことで、自分が大切にしているもの、大切にしたいものが
浮き出てくるというわけです。
本当は複数人でやって問いかけていったり、助言を求めたりすると
より効果が出ますが、1人で紙に書くことでも十分だと思います。
リフレクションによるメリット
問題解決能力の向上:不確実な状況で適切に判断する力を育む。
新しい知識の構築:経験を単なる出来事ではなく、学びに変える。
自己成長:自分の思考や行動を理解し、改善する。
・・・とチャットGPTがまとめてくれました😅
その通りだと思います笑
KPT
KPTは
K「良かったこと」「続けたいこと」
P「改善すべきこと」
T「次に試したいこと」
の3点をシンプルに整理することで、チームや個人の活動を効果的に改善するフレームワークです。
定期的に実施し、Tryを具体的な行動に変えることで、継続的な成長が期待できます。
やり方としては、簡単!
KとPそれぞれ、箇条書きで挙げて行きます。その後、Tを考えます。チームで行う場合は付箋を使い、まず個人で考え、次にグループで共有していくだけ。
注意点としては、「P」と「T」が連動しているか。
Pの解決手段として、Tが機能するかが重要です!
やはり人数がある程度多いほど、良いアイデアが出てくるのではないかと個人的には思います。
KPTワークによるメリット
①シンプルで実践しやすい
フォーマットが簡単なため、初心者でも取
り組みやすく、即座に効果が出やすい。
②ポジティブな要素の強化
Keepを通じて成功した取り組みを意識的に
続けられるため、成果の再現性が高まる。
③課題の明確化と解決策の発見
問題点(Problem)を明確にし、それを解
決する具体的なアクション(Try)を設定
することで、効率的に改善が進む。
言語化・明文化+ ?
リフレクション・KPT、それぞれメリットがあり、効果を生むと思いますが、重要なのは言語化・明文化であると思います。
言葉で把握するからこそ、次へつながるのではないでしょうか。
そして、その後に抽象化の作業も行なえばバッチリ!抽象化とは「これって結局どういうこと?」に答えるものだと私は解釈します。
例えば、「レポートがギリ間に合った」という事実があり、気づきでは「もっと早く準備すべき」や「集中すれば驚くほど短時間で済む」などが出たとします。その場合、次なる行動としては、「最初の出だしを早くする」となり本来はここまでで良いのですが、抽象化を加えると「タスクは初日に着手するとトータルのストレスは減る」となります。
抽象化すると、他の似た事象でも活用することができるので、「1を聞いて10を知る」現象に近いものになります。
以上の考えに近いのが、コルブの「経験学習モデル」です。このサイクルを回せれば、リフレクションの効果は何十倍にもなりそうですね😄
まとめ
個人的には、短時間でサクッとふり返るならKPT。じっくり行い、継続的ならリフレクションをおすすめします。
私自身はその間のようなふり返り習慣を7年くらい続けています。
結果として、自己肯定感が保て、自分の強みと弱みの区別が出来たと自信を持って言えます😃
また今回のようなブログなど、自分自身の考え方の言語化もスムーズになったと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました😃